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茶碗蒸しは食べたい。でも、蒸し器を出して何個も並べるところまでは、今日はちょっと……。
そんな日の候補に、うどん入りの一杯があります。卵の下に、麺も入っちゃう。小さな副菜だけで終わらず、うどんも一緒に食べる茶碗蒸しです。
テーブルマークが紹介している「うどん茶碗蒸し」は、100gのミニうどん1玉、卵1個、水125mL、白だしつゆ小さじ4を使う一人分。レンジで作りますが、最初から最後まで強い出力で一気に加熱する作り方ではありません。
先にここを押さえようっ。麺は先に加熱し、具と卵液を合わせたら500Wで2分。その後は150Wの低出力へ切り替えて、固まり方を見ながら仕上げます。
あ、レンジの「弱」の出番がここにあるんだ!
100gの麺の選び方、カップと材料の準備、加熱途中の見方まで、公式レシピを一緒にたどります。時間だけを丸暗記せず、自分の台所でどこを見ればいいかを決めていきましょう。
いつもの一玉を入れる前に。今回は100gのミニうどんです
最初の分かれ道は、冷凍庫からどの麺を出すかです。同じ「1玉」でも、重さが同じとは限りません。今回の公式レシピが指定するのは「カトキチミニパックさぬきうどん」1玉100g。普段食べる大きさの麺を、そのまま一玉入れる前に袋を見てね。
メーカーの商品情報では、ミニパックは6食入・600gです。一玉100gずつなので、麺だけを量るときに、通常サイズの冷凍麺を半分へ割る作業をしなくて済みます。今回のように一人分100gと決まった料理に合わせやすい、ここが選ぶ理由になります。
「小さいなら、2玉にしてもいい?」
たくさん食べたい気持ちは、その日の献立で調整していいんです。ただ、この茶碗蒸しの配合をそのまま使い、麺だけ2玉へ増やすのは別の話。麺が200gになれば、カップの中へ入る量も変わります。最初は100gの一人分で作るほうが、公式の手順を追いやすいですよ。
レシピでいう一人分は、料理を作るための分量です。この一杯で誰にとっても食事量がちょうどいい、という保証ではありません。軽く食べたい日なのか、ほかにおかずがあるのかを考えて、食卓全体で合わせてくださいね。
メーカーの「通常の約2分の1玉」という紹介にも、比較の相手があります。当社のさぬきうどん3食入に対して、という注記です。世の中の冷凍うどん全部が200gで、この商品が必ず正確に半量、という意味へ広げず、今回使う100gをそのまま確認すれば大丈夫。
ネットで探すときは「ミニパック」「6食」「600g」をセットで見ます。JANコードは4901520150403。6食入が一袋なのか、それを何袋もまとめた販売なのかも違うので、買い物かごへ入れる前に販売単位まで読んでください。
100gずつ使えるミニパックさぬきうどんを楽天市場で確認する
内容量と商品名はテーブルマークの公式商品情報で確認できます。
カップを出したら、麺と卵液の分を両方空けておこう
使うのはマグカップです。ただし、飲み物用なら何でもよいわけではなく、電子レンジで使える表示がある器を選び、その器の注意事項に従ってください。飾りのあるカップや、ふたの扱いが気になる場合も、対応を確かめてからにしましょう。
公式レシピには、マグカップの容量を何mLとする指定はありません。だから「300mLなら必ず収まる」といった数字は、ここでは決められません。うどん100gだけでなく、卵1個、水125mL、白だし、具も入ることを考えて、縁までいっぱいにならない器を用意します。
カップの中を、いったん頭の中でのぞいてみて。
底には麺。そこへ具が入り、さらに卵液が入ります。「麺が入ったからOK!」で終えると、後から注ぐ場所が足りなくなってしまう。先に全部の材料を見る、という小さな準備が役立ちます。
一人分の材料は次のとおりです。分量はテーブルマークの公式レシピに合わせています。
| 材料 | 一人分の量・準備 |
|---|---|
| カトキチミニパックさぬきうどん | 1玉、100g |
| しいたけ | 小1枚、10g。薄切り |
| 市販のサラダチキン | 20g。ほぐす |
| かにかま | 15g。縦に裂く |
| 三つ葉 | 少々 |
| 卵 | 1個 |
| 白だしつゆ | 小さじ4 |
| 水 | 125mL |
具の鶏肉は、市販のサラダチキンが指定されています。生の鶏肉へ入れ替えて、この時間なら同じように作れるとは考えず、最初は指定された材料をそろえましょう。しいたけも、丸のまま入れるのではなく薄切りにしておきます。
道具はカップのほかに、卵液を混ぜるボウル、箸などの混ぜるもの、計量スプーン、計量カップ、茶こし、ラップを用意。熱い器を扱うためのミトンなども、取り出す前に手の届くところへ置いておくと段取りを組めます。
原材料の確認も、麺の袋だけで終えないでね。麺には小麦が使われ、料理には卵も入ります。かにかま、サラダチキン、白だしつゆはそれぞれ加工食品なので、食物アレルギーで避けるものがある場合は、使う全商品の表示を確かめます。別の銘柄へ替えた日は、その商品でもう一度確認してください。
白だしつゆは商品によって濃さが違います。公式レシピはここで具体的な銘柄や濃縮倍率を指定していません。手元の白だしの表示を読み、別の濃縮つゆをただ同じ小さじ4で置き換えることは避けてください。塩味を濃くすれば卵が早く固まる、といった判断にもつなげません。
ミニ麺を選ぶ意味は、この材料の中で一玉100gをそろえられること。具や器を際限なく増やすための小ささではなく、一人分を組み立てやすい量として使います。
卵液を注ぐ前に麺を加熱。茶こしは後回しにしないでね
材料がそろったら、最初はうどんだけをレンジで加熱します。麺の内袋を使うか、皿へ出すか、何Wで何分かは、今手元にある商品パッケージの調理表示に従ってください。後で出てくる「500W2分」は、卵液を合わせた後の時間。麺単独の加熱時間と取り違えないようにします。
うどんを加熱している間に、しいたけを薄く切り、サラダチキンをほぐし、かにかまを縦に裂いておきます。時計だけを追って材料を大きいまま放り込むより、加熱前の形をそろえておくほうが、この後の手順をそのまま進められます。
温めた麺をマグカップに入れ、しいたけ、サラダチキン、かにかまを合わせて軽く混ぜます。ここで具を入れるので、卵液を注いでから底のほうへ具を押し込む必要はありません。麺と具を先に置く、液体はその後。順番を二つに分けて覚えよう。
別のボウルで、卵1個、白だしつゆ小さじ4、水125mLをよく混ぜます。そして、茶こしなどでこしながらカップへ注ぎます。カップの上でいきなり卵を割り、そのまま混ぜて終わる作り方ではありません。
「茶こし、いま出すの?」
そう、注ぐ前に置いておきたいんです。卵液を全部入れた後に思い出すと、麺や具も入ったカップから液だけを戻すことになります。作業を戻さなくて済むよう、ボウルのすぐ横へ茶こしを出しておこう。
大きな網のざるを使うときは、器の口に合うか、注いだ液が外へ落ちないかも見ます。道具を買い足す前に、手元のもので無理なく支えられるかを確認してください。今回は麺が小分けになっていても、注ぐ道具まで自動でそろうわけではないからね。
最後に三つ葉をのせ、ラップをふんわりとかけます。公式の指示は、ふんわり。カップの口を力いっぱい密封する手順ではありません。使うラップのレンジ対応表示と器の条件も守ってください。
ここまで来たら、麺は加熱済み、具は指定の形、卵液は別で混ぜてこした状態です。仕込みの区切りが見えると、次はレンジの出力に集中できます。まず麺を一玉だけ用意できるミニパックは、この一杯から始めたいときの候補になります。
500Wの後は低出力へ。固まらない中心をどう見る?
いよいよ加熱です。公式レシピの基本は、500Wで2分、その後150Wで3〜4分。後半は、3分たったところで一度取り出して固まり具合を見ます。まだ必要なら150Wで30秒ずつ足して様子を見る、という案内です。
ここを「合計5〜6分だから、500Wでその時間」とまとめないでね。強い出力のまま一気に加熱すると「す」が入ってしまうため、後半は低い出力で調整する、とメーカーは説明しています。前半と後半は、同じ時間でも役割が違います。
| 途中の段階 | 公式レシピの目安 | 見るところ |
|---|---|---|
| 最初の加熱 | 500W、2分 | 終わったら出力を切り替える |
| 次の加熱 | 150W、3〜4分 | 3分で一度、固まり具合を確認 |
| さらに加熱が必要 | 150W、30秒ずつ | 足すたびに状態を見る |
| 低出力で加熱後も中心だけ固まりにくい | 最後に500W、10〜20秒程度という補足あり | 初めから強い出力へ置き換えず、様子を見る |
ワンポイントには、家庭のレンジの一番低い出力として150Wまたは200Wが挙げられています。150Wがないからと、600Wで何秒と自己流の換算だけで進めず、まずレンジの説明書で低出力設定を調べましょう。
「解凍」のボタンなら同じ?
機種によって、自動解凍と出力を手動で選ぶ機能は違います。重さを入力して自動で進む解凍メニューを、ここでの低出力加熱と同じだと決めず、その機種で出力を選べるかを確認してください。名前が似ていても、操作が分からないまま始めないほうが落ち着いて作れます。
水の温度やカップの大きさでも時間が変わる、と公式レシピは説明しています。分数だけを達成したら出来上がり、とはせず、取り出して固まり方を見ます。表面だけ見て分かりにくいときも、熱い卵液や器に気を付けながら、中心が液状のままではないかを確かめましょう。
低出力で3〜4分加熱しても中心だけ固まりにくい場合に、最後の500W10〜20秒程度という補足があります。これは、強い出力で延々と加熱し続ける勧めではありません。短い追加の後にも確認し、まだ液状なのにそのまま食べることは避けてください。
レンジの中から出すときは、カップも中身も熱いことを前提に。持ち手があるから素手で平気、と決めず、ミトンなどを使います。ラップを外す際の蒸気にも気を付けて、食べるときは熱さを確かめてからにしましょう。
100gの麺が下に入る、この配合だからこそ、具も液も入った全体を見て調整します。麺だけの時短加熱と、卵を固める加熱を切り分けると、数字を取り違えずに進められますよ。
加熱の目安と追加加熱の条件はメーカーの「うどん茶碗蒸し」に基づいています。
二人分は材料の計算と加熱を分けよう。残りの麺は袋のまま確認
二人で食べたいなら、材料を二人分そろえる計算はできます。麺は100gを2玉、卵2個、水250mL、白だしつゆ小さじ8。しいたけ20g、サラダチキン40g、かにかま30gが、一人分の数字を2倍した量です。
ただし、これは買い物や取り分けのための計算例。二人分を一つの大きな器に入れる加熱手順を、公式レシピが検証しているという意味ではありません。2杯を同時に入れる場合も、時間を単純に2倍すれば同じになる、と決めないでください。
最初は一人分ずつ、同じ配合で作ると、元の手順を追えます。待ち時間が気になるなら、二杯目の卵液まで準備する前に、カップとレンジの使い方を決めておく。食べる時間を絶対に同時へそろえるため、器や量を無理に変える必要はありません。
卵液を混ぜる器は共用できても、各カップへ入れる量は偏らないようにします。具を先に一杯ずつ分けておけば、片方にしいたけばかり、もう片方にチキンばかり、という配分も見つけやすくなります。二人分を量ったら、それぞれのカップへ入れるところまで分けておく、という段取りです。
6玉の袋から一杯に1玉使えば、未使用の麺は5玉。二杯なら4玉です。「6食入」を買っても、茶碗蒸しの具や卵液が6回分付いているわけではありません。次にも作りたいなら、麺だけでなく卵や具の買い置きも別に考えます。
未使用の麺は商品の保存表示どおりに管理します。確認した販売ページでは、マイナス18度以下の冷凍保存、一度解けたものを再び凍らせないよう案内されています。冷凍品を受け取る予定と、冷凍庫へ入れる場所を決めてから注文すると段取りを組めます。
通販では、一袋の6玉なのか、6玉入りを4袋・12袋などまとめた商品なのかをよく見てね。JANが検索に使えても、検索結果の全商品が同じ販売数量ではありません。冷凍便の送料や配送できる地域も販売店ごとに確認し、使える量を選んでください。
今日はまず、一人分の100gから。麺を先に温め、こした卵液を注ぎ、後半は弱い出力で様子を見る。ここが決まれば、茶碗蒸しを作る前の「何から始める?」がずっと具体的になります。
つるっとした麺を卵の中へ、といういつもと違う一杯。蒸し器を出す気力がない日に思い出したら、まずレンジの低出力設定を見てみて。使い方が分かったところから、カップ一つの準備を始めていこうね!